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『人間関係で欲求不満を訴える人』

こんな事はありませんか?

付き合ってる彼や、旦那さんの話題が自分とは合わない。
逆に彼女や妻の話す内容が、自分とは合わない。

確かに、こういう事があるとよく耳にするのですが、
どうして相手は自分にはわからない話や、
面白くない話をするのかと不思議に思う事はないですか?

例えば、スポーツには全く興味がない人に、
スポーツの話をして、あまり興味がなさそうだった場合、
もうその話は話題にしないのが、本来の人間関係です。

でも、恋人だったり、夫婦だと、興味がないのに、延々と話して、
わからないと言うと、憤慨する人までいるようです。

例えば。

妻が子供の学校のPTAの話を延々とし、それに興味のない旦那さんを、
子供に愛情が無いと、さも、常識ぶって旦那さんを責める。

野球に興味のない彼女に、どこどこ球団の選手の話をし、
知らないというと、知らないのをパカにする。

この興味がないのを知っているのに、そういう話題を持ち出す人は、
他の人間関係で満たすべき欲求を、恋人や伴侶に欲求してしまっているからです。

男同士の友情の中で満たされないものを、
恋人で満たそうとしているから、延々と話を続けるのです。

親子関係の中で満たされないものを、
夫婦間で満たそうとしているから、延々と話をするのです。

会社の部下と、あるいは上司との間で満たされないものを、
友達や恋人や伴侶に満たして貰おうとするから話をし、
それに興味を示さないと、欲求不満になるという事です。

人間関係が全体で上手くいってる人は、こういう無理な欲求をしません。

上司、部下、友達、恋人、親子、こんな人間関係で、それなりに満足している人は、
上司には上司に欲求すべき事を欲求し、部下には部下に欲求すべき事を欲求します。

しかし、人間関係で満たされていない人は、
今ある人間関係に、殆どすべての欲求をします。

本来、親子関係で満足しなければならない関係が、
不満足になっている人は、友達に親としての欲求をし、
上司に親としての欲求をし、恋人に親としての欲求をします。

人間関係がうまくいってない人ほど、今の付き合いにすべてを求めてしまい、
結果として、そのわずかに残った人間関係までもダメにしてしまいます。

自分が欲求するものは、相手にとってプレッシャーにはなっていませんか?
恋人に友達との関係を欲求するのは間違いです。

相手はあなたから離れていってしまいます。
満たされていない人間関係は、満たすべきところで満たすようにしましょう。

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