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『原因がわかれば不安は消える』

何かにいつも不安で、他人に気に入られようと、必要のないお節介を焼いたり、
ペコペコしたりしていると、さらにその人に嫌われるのではないか?と思って、
もっと不安になっていくということを以前に書きました。

最初の不安の原因は何なのかがわかれば、
不安は消えてなくなるというお話をします。

体調が悪い。
眠れない。
頭痛がする。
お腹が痛い。
足が重たい。
腰がだるい。

こういう体の不調を感じることがあると思います。

しかし、この不調の原因がわからないとき、人は病院に行くことをします。
殆どの人は病名が欲しくて、病院に行っているという話を聞いたことがあります。

眠れないのは、昼寝をたくさんしたからだ。
頭が痛いのは、風邪で熱があるからだ。
お腹が痛いのは、食べ過ぎたからだ。
足が重たいのは、昨日登山をしたからだ。

こうやって、症状と原因がハッキリしていると、安心して病院に行くことが出来ます。

「昨日、食べ過ぎてお腹が痛いです。」と言えば、
「消化薬を出しておきましょう。」というでしょう。

「熱で頭が痛いです。」と言えば、
「解熱剤を出しておきましょう。」というでしょう。

不安も体調不良も同じで、原因が分かれば対処のしようがあります。
しかし、不安になっている人というのは、その不安に支配されて、
その原因を考えようとしません。

あ〜不安だ!あ〜不安だ!と口に出せる人なら、まだ周りの人間も、
不安なんだと理解してくれるので、助言することも出来るでしょうが、
大概の人は、自分が不安に思っていることを隠そうとします。

私はこんなこと、なんとも思わない!
全然平気!大丈夫よ〜とカラ元気だったりする場合もあります。

周りは不安に思っていることも知りませんし、わかりませんから、
余計に不安に対処する方法がわからなくなってしまいます。

もし、あ〜何かモヤモヤと不安だ〜と感じているなら、
一体、何が不安なのか?を考えることです。

恋人の気持ちが離れてしまいそうで不安なのか?
旦那さんが浮気していそうな気がして不安なのか?
明日食べるものが無いから不安なのか?
このまま仕事を続けていても、出世が見込めないから不安なのか?
今の仕事で自分のスキルが上がるのかが見えないから不安なのか?

まずは何が不安なのかを知ることです。

ここをすっ飛ばして、あ〜不安だ〜誰かー助けてー!と言っても、
誰も何もわかりません。
自分も理解してないのに、他人にはもっと理解ができませんから。

不安の原因がわかれば、その不安を受け入れることが出来るようになります。

お腹が痛いのは食べ過ぎたからだと分かれば、
消化薬を飲んで、安静にしていれば良いとわかります。

昼寝をし過ぎて夜眠れないなら、眠らなくても、昼間に睡眠を取ったから、
体調不良になることは無いだろうとわかります。

まずは、不安の種類を知る。

体調が悪いから不安なのか、見捨てられるような気がして不安なのか?
不安の種類を知ることが出来れば、その原因を突き止める。

体調が悪いのは昨日飲み過ぎたからだ。
見捨てられるような気がして不安なのは、子供の頃の影響だと対処できます。

不安を感じたら、この二つを実践してみて下さい。
対処については、難しいこともありますが、原因さえわかれば、
解決するだけですから、気持が軽くなるはずです。

自分の人生は、自分が責任もつ。
これがハッキリしている人は、不安の消し方を良く理解している人です。

不安を感じない人はいません。
でも、その種類と原因がわかっているのと、
わかっていないのとでは、大きく差が出ます。

不安は誰しも持っているもの。
不安を解消できれば、次の不安も解消できるようになります。
一度、自分の不安要素をさぐって見てみるのも良いと思いますよ。

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