梓の『しあわせ』処方箋

『真実』

目の前で起こっているのは真実。
でもそれは現実とは違うことがあります。

見る側が変われば、現実はどうにでも変わるということです。

よく、推理小説や探偵物のアニメでも言ってますね。
アレは本当のことです。

切り口を変えれば、事件は別のものに変わります。
それは人生も同じなんです。

ある人から見た誰かの人生は、しあわせそうで、
幸福そうで、何の不自由もないように見える。

けど、別の人から見れば、悲惨で悲しくて、残酷で過酷な人生に見える。

これは価値観によるもの。

価値観が違えば、当たり前は当たり前ではなくなります。

世の中の常識とやらは、非常に危うい分子が隠れていることがあります。

今まで常識だったものが、ある日突然非常識になる。
こんなことは、今の世の中ではよくあることです。

こうある事が常識だという認識から、こうある事は、私は良いと思う。
私は悪いと思う。という概念に変えましょう。

良い、悪いは、あくまでも個人の考えです。
人の善悪は、常に揺れ動くものです。
変わるものです。

そう、最初に話したように、
切り口が変われば、価値観が変われば、善悪も変わるからです。

法律的な善悪も、非常に曖昧な部分を残しています。

事実、飲酒運転で幼い子供３人の命が奪われ、
飲酒運転をしてた若い男性は、救出することなく逃亡。
その後、大量の水を飲み飲酒を隠ぺい。

更に時間を置いて現場に戻りました。

彼に、危険運転・・・で懲役２５年を要求しましたが・・・。

どうなったかは、ニュースでもご存じのとおりです。

私たちは非常に曖昧な世の中で生活を送っています。
基準と言われているものは、殆どのものが曖昧。
よく考えればわかることなのですが、よく考える事を与えない世の中です。

よく考えるのは他人ではありません。
自分です。

他人に与えられた基準をいつまで持って生きますか？
自分で考えるのは面倒ですか？

考えなければ、他人の考えた常識の中で、
あなたは曖昧な基準の中で生きなければなりません。

考えるのが面倒だと思うのなら、他人の基準で生きるのも良いでしょう。

もし、そうでないなら…。

何かおかしいと思うなら。
なぜ？と疑問に思うなら。

あなたの基準をもう一度考えてみませんか？

恋愛でも生き方でも、それは同じです。
人の基準の上で生きますか？
それともあなたの基準で生きますか？

人と違う事は、はみ出し者だと言われかねません。
人の評価で生きるのも良しです。

自分の思うままに生きる。
そして自分の人生に責任を持つ。
皆が同じ考えになれば、全員がはみ出し者ですね…（笑）