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『負の感情からの脱出』

負の気持ちになることは、生きている上で何度も経験してしまう、
避けようが無い出来事だと思います。
理不尽な世の中だったり、理不尽な人だったり、
自分を傷つける人がいたりと、甘くない世の中があります。

その時、悔しいとか、苦しいとか、腹が立つとか、自分の感情が負になってる場合、
人はそれをどう解消したら良いか?

負の感情を動機にして、何か行動してしまうと、
そこから生み出されるものも負のものです。

負は負しか生みません。逆に正は正を生み出します。

例えば、浮気された!裏切られた!悪口を言われた!などの、
負の感情を伴うことが起こった場合、負の感情の裏付けで行動すると、
相手を責める、腹いせに悪口を言うなど、更に負の行動しか出来なくなります。

負の感情を持ってはいけないという事ではありません。
悔しいとか、腹が立つという感情は持って良いですが、
それを動機にして行動しないという事です。

腹が立っても、本を読んだり、スポーツをして汗を流せば良いし、
悔しくてもメソメソ考えてないで、ご飯をちゃんと食べて、学校へ行くなり、
仕事に行くなりして、しっかり自分のやるべき事をこなせば良いんです。

笑ってやり過ごす必要もありません。傷ついたのは事実なのですから、
それを忘れようとすれば、逆に思い出しますし、恨んでいないような態度やふりは、
更に恨みがましくなってしまいます。

恨みたければ恨んでいれば良いし、怒っているなら怒っていても良いのですが、
その感情を動機にして行動することをやめる事が出来ると、
人は自分の感情から逃げないで済みますし、次のステップにつなげられます。

失恋したとき、裏切られたとき、そんな時は、
しっかりご飯を食べて普段の生活を続けていく事。
そして、まったく別の何かを始めるのも良いです。

何も行動できない・・・と思っているのは、自分がそう仕向けているだけです。
何か行動できないと思い込むのは、そう思うから出来ないだけなんです。

そうは言っても、本当に出来ないんだって!と思う人もいるでしょう。
でも本当に、出来ないと思い込んでるだけなんですよ。

どうせやったって、意味がないし・・・とか、くだらないとか、
やったからと言って何かが変わるわけでもないし、
と勝手に決めてやらないのは自分です。

食わず嫌いと同じ状態のことです。

とにかく、何かをやる!

やってみてから、結論を出せば良いんです。
食べてみてから、美味しくなかったと結論づければ良いのですし、
結論が出たら食べなくて良いのです。

無気力になっている時、人はエネルギーを消耗しまいとして、
更に行動しなくなりがちです。
でも人のエネルギーは行動したからといって消耗するものではないのです。
体力と気力は別の場所にあります。

人の気力エネルギーは使えば使うほど増えていくものなんです。
だから、何か負の感情が沸いたときは、まったく別に何かをすることが大事なんです。

行動することで、負の感情を一掃する正の感情が生まれてくる事が多いのです。

聞いたことのないジャンルの音楽を聴いてみる。
仕事帰りに映画を見てみる。
ゲームセンターに寄ってみる。
いつもと違う道を通って帰る。
一駅分だけ歩いてみる。
外食をしてみる。
お弁当を作ってみる。
部屋を徹底的に掃除してみる。
連絡の途絶えてた人に電話(メール)をしてみる。
近所の公園に本を持ていって読んでみる。
少し離れたスーパーまで足を伸ばしてみる。

たくさんありますよね?

今までしようかな?やってみようかな?と思ったことは、
一切の理屈を抜いて、まずやってみる!これが大事なんです。

負=負
正=正

苦しいとき、つらいとき、悲しいとき、この方程式を思い出して下さい。
必ず役に立ちます。負の時は正の感情を無理に出さずに、
負の感情のまま、正の行動をすることです。

感情も自然に正に変わります。

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