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『コントロールしたいと思うなら』

彼氏ができたり、結婚生活がスタートしたりすると、
最初のうちは、ラブラブで幸せを実感して、
あ〜このまま毎日が過ぎていけば良いなぁ〜と思いまよね。

でも、どうして年月がたつと、ケンカばかりになったり、
相手の不満を愚痴ったりするようになるのか??

それは、女は男をコントロールしようとするからなんです。

あなたの為を思って…。
あなたがこうなると、もっと良いと思って…。

こんな感情から、ついついコントロールしようとするからです。

ある女流作家がこう言っています。
「賢い男がパカな女を連れているのはよく見かけるが、
 賢い女がパカな男を連れているのは見かけない」

女性は賢い生き物です。
非力で、妊娠時期が把握できない人間の女性は、
自分を守るよう遺伝子に組み込まれています。

女は賢く立ち回れるようになっているのです。

ですので、その賢さをちょっと間違った方向に使うと、自分の非力な部分などを、
程よく埋めてくれるはずの男性に、攻撃を加えてしまう事があるので注意が必要です。

こうなれば、私はもっとしあわせになれるのに!
とパートナーの男性に小言をいうことはありませんか?

「部屋を散らかさなないで!」
「使ったものは元の場所に戻して!」
「脱いだものは洗濯かごに入れて!」
「無駄使いをしないで!」

確かに、部屋を散らかしても片付けるのは私。
使おうと思ったものが定位置になければ探すのは私。
脱いだものをかき集めて洗濯するのは私。
お金の管理をしているのは私。

こういう気持ちでいると、あれこれ小言も言いたくなります。

女性は賢いですので、男性の出来ることは、殆ど自分でできてしまいます。
なので、それをしない男性にイライラさせられてしまう。

でも、ちょっと待って下さいね。
パートナーである男性にやってもらってはどうでしょうか?

「散らかさないで!」という代わりに。
「部屋散らかってるね。」と一言いうだけ。

「使ったものは元の位置に戻して!」という代わりに、
「この間使ってた●●はどこにあるの?」と聞くだけ。

「脱いだものは洗濯かごに入れて!」の代わりに
「洗濯するから、洗うもの持ってきて〜。」と言うだけ。

「無駄使いをしないで!」の代わりに
「お金の管理は私よりも、あなたの方が向いてると思うわ。」
と任せるだけ。

人は全面的信頼を寄せられると、応えようと思うものです。
(稀に、そう思わない人もいますが…。)

なんでも自分でしなくちゃ!!と思うから、疲労困憊するんです。

やってもらうとか、お願するをするのではなく、
一言聞いたり言ったりするだけです。

最初のうちは、今までした事がなかったりしますので、
なかなか重い腰が上がらないかもしれません。
待てない心だと、イライラするかもしれません。

でも、これはいつも言ってる余裕がない証拠です。

いつもここに入ってる爪切りがない!と思ったら「爪切りどこにあるの?」と聞く。
出てくるまで待ってる。

1時間でも2時間でも、1日でも2日でも。

1日出てこなかったら、忘れてるかもしれないので、
もう一度だけいう。 「爪切りどこにあるの?」と普通に聞く。

それでも出てこない。
次の日も同じ。
「爪切りどこにあるの?」と普通に聞く。

ハハっ。さすがにしつこいですね(笑)
「自分で探せ!」って言うかもしれませんね。

でも「あなたが最後に使ったんでしょう!!」と怒らない。
「探してもみつからないの…。」という。

ぶっちゃけ、探さなくて良いですけどね(笑)
「私、探し物みつけるの苦手なのよ…。」と自分の非力さを訴える。

こんなところで強い女性を男性は求めていませんから、
それを怒ったりする男性は殆どいません。
もし「なんで自分で探せないんだ!」と怒る男性なら、彼に余裕がないのかも。

それは彼の様子を見ながらやってくださいね。
TVをボォ〜と見てる時に「爪切りどこ?」って聞くんですよ。

『負けるが勝ち』という言葉があります。
賢い女性は「負ける」が嫌いです。

でも、負けた方が理想通りになることが多いのですよ。
賢い女性なら、その仕組みを理解すればすぐに実行できます。
次のコラムでその仕組みを説明します。

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