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結婚にまつわる悩み

 結婚したいという悩みから、結婚生活についての悩みなど、結婚にまつわる不安や悩みは、夫婦という単位であるからこそ起こる問題でもあります。子供がいたりすると、さらに複雑化しているようにさえ感じてしまいます。

 結婚したいと思っていても、相手がいなければ事実上結婚はできません。そして妻という立場だから起こる悩みや不安、そして夫婦や子供という相手がいるから、起こる問題も多々あります。

 法律で契約を交わす、結婚というものは、ただの恋愛とは違い、様々な約束事があります。浮気してはいけない、生活費を入れなければいけないなど、結婚は愛情の問題だけではなく、生活ということも踏まえて考えなければなりません。

 結婚しているからこそ起きる問題を、事例をもとに解析してみましょう。他でもよく聞くような出来事が起こっています。同じ問題ではないかもしれませんが、どうやって解決していったら良いのか、検証してみましょう。

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事例【4】 家事をするのは妻だけの仕事?

 家事をするのが、とっても辛いです。結婚して数ヶ月の新米主婦です。結婚前からの仕事をずっと続けているのですが、夫は18時には家に帰っており、私は20時頃に帰宅します。帰ってすぐに夕飯の支度をし、それから後片付けをし、次の日の朝食の準備、洗濯、お風呂の準備など、座ってゆっくりする事が出来ません。

 新米ですので、効率よくこなせているかと言われれば、まだ無駄なところもあるのかもしれませんが、夫は料理の手抜きは絶対に駄目だと言います。冷凍食品や総菜などを出すなんて、以ての外だと言います。私は何とか3品ほど作るのですが、もう完璧にこなすのが疲れていてしまいました。

 家事があまりにもストレスに感じてしまったので、夫にも手伝って欲しいと素直に甘えてみたのですが「こんなに家事を手伝う男なんて、他にいない。お前は女なのに・・・。」とか食器などに汚れが残っていると、「どうして汚れが残ってるの?」としつこく責められることもあります。

 私は夫よりも給料が多く貰えるので、今は私も頑張って働いて子供が出来たときの為に貯金をと考えているのですが、夫が細かいところまで文句を言うので、精神的に参っています。何を言っても「女なんだから」と言われてしまい、ストレスで息が詰まりそうです。どうしたら家事を軽減して、夫にも満足して貰えるでしょうか?

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梓の処方箋

 夫婦にとって、家庭というのは共同な場所であり、共に安らぎ、共に生活する場所です。それは家の事や家計を支えるのだって、夫婦同じで男女という区別はありません。子育ても、家事も、生活を維持する家計でも、夫婦そろって参加して、二人で維持していくものだと思います。

 女だから家事をこなすのではなく、母親だから子育てをするのではなく、どちらがどちらともなく、自然と家庭のことを守る体制にならなければ、ひとつの家庭を支えていくことは難しいと思います。男だから外で働くと決めるのでもなく、女だから家事をするのでもなく、二人でルールを決めるとスムーズになります。

 結婚してすぐは、初めて一緒に生活する人も少なくありません。今まで育ってきた環境や、習慣に固執することなく、柔軟に夫婦で決めたルールをもとに、生活をしていけば、お互いに信頼関係が深くなっていきます。

 より具体的に家事の分担をするよりかは、ある程度の決めごとをして、お互いに助け合うという名目で家庭を築いていくと良いと思います。家庭という小さな単位では、このくらいは良いやと曖昧にしがちですが、小さな単位だからこそ、しっかりと助け合わないと、どちらも疲れてしまいます。

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解決策

 事例の旦那さんは、自分の方が給料が少ないことを劣等感に思っている節が見受けられます。収入が少ないから、奥さんに強く出られないので、自分の弱い部分を認めたくないという思いが強くなっているのでしょう。

 収入が奥さんよりも少ないことで、自分が負けたような気になる男性は少なからずいます。小さな河をみて、海を想像しろといっても、なかなか難しいですよね。このような場合は、しっかりと仕事をする意味を考えた方が賢明だと思います。

 今、なぜ仕事をしているのか?を夫婦で話し合い、目標が達成されたら、子供を作るようにしたい等、二人で同じ目標をもって生活してはいかがでしょうか?このような旦那さんの言い分は、奥さんとしてもかなり精神的に参ってしまうでしょが、多分本当に精神的に参っているのは、旦那さんの方だと思います。

 収入が私よりも低いことで、決してあなたを責めていることはないし、むしろ二人の関係に協力してくれる旦那さんに、感謝をして行って下さい。ここでケンカをしてしまっても、決して夫婦の溝が埋まる訳ではありません。奥さんはそこそこ手を抜いて、二人の目標を話し合うことに気持ちを向けてみてはいかがでしょうか?

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