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結婚にまつわる悩み

 結婚したいという悩みから、結婚生活についての悩みなど、結婚にまつわる不安や悩みは、夫婦という単位であるからこそ起こる問題でもあります。子供がいたりすると、さらに複雑化しているようにさえ感じてしまいます。

 結婚したいと思っていても、相手がいなければ事実上結婚はできません。そして妻という立場だから起こる悩みや不安、そして夫婦や子供という相手がいるから、起こる問題も多々あります。

 法律で契約を交わす、結婚というものは、ただの恋愛とは違い、様々な約束事があります。浮気してはいけない、生活費を入れなければいけないなど、結婚は愛情の問題だけではなく、生活ということも踏まえて考えなければなりません。

 結婚しているからこそ起きる問題を、事例をもとに解析してみましょう。他でもよく聞くような出来事が起こっています。同じ問題ではないかもしれませんが、どうやって解決していったら良いのか、検証してみましょう。

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事例【1】 不倫を終わらせるにはどうしたら?

 私は既婚です。夫も私を大切にしてくれて、夫との関係に問題はありません。しかし、ひとつ年上の既婚男性を好きになってしまいました。最初はお互いの家族の自慢話をするほどで、相手の男性も奥さんを愛していました。

 それなのに、お互いにどんどん魅かれあっていくのを感じてしまいました。どちらからともなく好きだという感情を打ち明けると、歯止めが効かなくなり、知りあって1年後には体の関係も持ってしまいました。

 初めて体の関係をもった時には、罪悪感で苦しくなり、もう別れようと言って相手も納得してくれたのですが、最後のデートの日に「やっぱり別れたくない。」と言われ、私も好きな気持ちが抑えられず、今でも付き合っている状態です。

 このままで良い訳はないのですが、自分の感情から抜け出すことができません。どうしたら抜け出すことができるでしょうか?罪悪感もある、自分の悪いところもわかっている、でも行動が抑えられないのです。

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梓の処方箋

 現実の日常と、特別な出来事で、どっちがどのくらい楽しくて新鮮であるか?それは当然、不倫という関係の方が特別な出来事で楽しいものでしょう。しかし、その特別な出来事さえも、時間が経てば現実になってきます。

 また現実の生活は平凡で、新鮮さや刺激は少ないかもしれませんが、安定という穏やかなしあわせがあります。一時の感情の迷いで、今までのすべてを失ってしまうのは、取り返しのつかない過ちです。積み上げてきた信頼関係も全て崩壊してしまいます。

 信頼関係を築くには長い月日がかかります。その過去の努力も感情も、たった一瞬の過ちで失くしてしまい、同じ信頼関係を築くのには、さらに倍の努力と倍の時間がかかるでしょう。

 そして誰かを裏切る行為というのは、今度は自分がされるかもしれないという不安感を常に持たねばならなくなります。不安な感情は、相手に嫌な思いをさせる行動をしてしまうこともあります。

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解決策

 不倫の末に最後にはめでたくゴールインということもあります。しかし、それは誰かの不幸の上に成り立ったものです。誰かの不幸は決して消えて無くならず、ゴールインした二人の間にのしかかってきます。

 事例のように、現実の日常が不幸で不幸でというので無いのなら、一時の特別な非日常のために全てを失くしてしまうのは、大きな過ちのように思います。既婚者同士の不倫は、互いに特別な日常に刺激を求めているに過ぎません。目が覚めれば、何をしていたのか?と不思議に思うでしょう。

 理性と感情のはざまで苦しい気持ちになっている時は、なかなか客観的に自分を見られなくなっています。今の家族、相手の男性、そして自分の気持ちを、客観的に見られるようになれば、自分の過ちがどんなにひどい行為だったか気が付くはずです。

 現実の日常にこそ、本当のしあわせがあることを忘れないで下さい。非日常の特別なことには、しあわせではなく、刺激と快楽しかありません。現実の日常にしあわせを感じられるから、人は本当にしあわせだと思うものです。

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